ゆるゆるケア【トイレトラブルについての休日のゆるゆるカフェ的アイデア集】
みなさんこんにちは。品川区で若年性認知症の夫アキラと暮らすミホ(50代・女性)です。
第44回のゆるゆるカフェ(2026年4月19日)で、「トイレトラブル」が話題になりました。トイレトラブルは本当にセンシティブ且つ生活の根源を揺るがす、また人格に大きく影響する問題です。とても身近なのになかなか口に出せない悩みですが、みんなと分かち合えることができました。ゆるゆるカフェがあってよかった。
そこで話した頻尿やトイレトラブルについてのアイディアは、事後のブログにも記載しましたが、とても大切なことなので、独立したページも作ることにしました。少しでも悩んでいる人のご参考になれば。また、お知恵やアイディアをお寄せいただいたときは、随時更新していきたいと思っています。
<頻尿について>
- 頻尿=腎臓の負担については「カリウム」の量が関係している。カリウムの摂取量を制限する食材やメニューが、WEBサイトにいろいろ紹介されているので、参照してみるとよい。
(カリウムは、多すぎても少なすぎてもよくないので、適量の摂取を心掛けましょう) - 水分摂取量を見直す。水分摂取量は飲み物だけでなく、食事から摂る水分も含まれるので。
(排尿が少なすぎるのも問題なので、くれぐれも水分摂取は適量を守りましょう!)
<夜間頻尿について>
- タイマーをセットして、2時間ごとに起きてトイレに行っている(認知症当事者の方のご意見)
- 私の父は、日中はトイレを使用していますが、ベットのそばにポータブルトイレを置いており夜間はこちらを利用しています。「間に合わない」ことへの対処、転倒予防等、安心感は大切!
- アキラは、夜中にトイレに行かないと未明または朝方失敗してしまいます。1,2回トイレに行ってくれるとセーフです。ただ日によってご機嫌が違うし、付き添うのも大変。がんばりどころですね。
<リハビリパンツ、尿取りシートについて>
- リハビリパンツ、尿取りシート共に、「横漏れ防止ギャザー(両脇のヒダヒダ)」がついているものは、しっかり立てて使用する。
- 尿取りシートは、平らなものより、「立体吸収」のもののほうが漏れにくい。
- リハビリパンツや尿取りシートのパッケージ(袋)は、防水性能、防臭性能満点! 使用済みリハパンやシートの処理に再利用しよう!
<夜間の対処について>
- 夜間の尿失禁が心配な場合は、尿取りシートを複数使う(重ね付け禁止のものもあります)。
- 横向きに眠る方は、体の横側に尿取りシートを入れるとよい。
- 男性の場合は、尿漏れシートを陰茎に直接巻き付ける方法もある(使用方法は、各製品やWEBサイトを参照してください)。
- 男性のほうが、女性に比べ1回の排尿の量や勢いが強い傾向がある。尿漏れシートの面積の大きいほうを前側にする方法もある。また、おなかに尿漏れシートを追加で当てるのもよい。
- 我が家はマットレスの上に、使い捨ての防水シートをガムテープ等で貼り、シーツを重ね、その上に布製の防水シーツ(腰部分)を乗せて使っています。
掛け布団カバーは、片面防水のものを購入しました。けれどまだまだ研究中です。 - 2026年3月に法事のため泊りがけで出かけました。使い捨ての防水シートを持参しました。けれど外出中はよい緊張があるのか、夜間の失敗はありませんでした。
<社会的補助について>
- 介護保険3級以上の人は、介護保険からオムツ、リハビリパンツ、尿取りシートなどの提供を受けられる。
- 介護保険3級に満たない人は、地区の民生委員の訪問と承認によって、社会福祉協議会からオムツなどの提供を受けられる。(※品川区の場合。我が家はこちらを利用しています)
<リハビリパンツなどの使用の時期について>
- これについては、人それぞれかと思います。アキラは、外出先でトイレをうまく使用できないときがあり、ついトイレを我慢してしまい、帰宅途中、家にたどり着く前に失禁してしまうことが増えたので、リハビリパンツを使いはじめました。最初は外出時のみでしたが、ほどなく常用するようになりました。
「リハパンを使わなければよかったのか?」 「もっと私が社会参加活動に付き添えばよかった・・・」と悩むときもあります。ですが、認知症の症状の進み方、現れ方も人それぞれとも思います。
お金もかかりますが、「リハパンによって洗濯のストレスが少し減った」と考えることもできます。できるだけ家族がストレスを抱えないようにするのも大切ではないでしょうか。
(偉そうに言ってますが、ゆるゆるカフェ以外ではあまり言えないことです。そして今も悩んでいます。がんばりましょう。^^;) - まず「尿漏れシート」など軽めのシートを普通の下着に当てるところから始めてみるのもいいかもしれません。安心感があれば、買い物や外出がもっと楽しめるように思います。
トイレのお世話が始まるまでは、我が家は介護というより「いっしょに暮しているだけ」「余裕あるほうがサポートしているだけ」という感じでした。ですが、トイレのお世話が始めると、「介護」的な辛さが一気に増しました。アキラはまだ力も強く、体も重い。自分の意志にそぐわないことは従わない。その傾向は夫婦だったり、実の親子だったり、近しい関係になるほど強くなるのではないかと思います(同居のアキラの母は賢くて優しく、私は彼女が好きだったので、トイレのお世話も気苦労なく行ったと思います。自信あります)。
近しい人のトイレのケアをする人は、どうか、まずご自分を十分いたわってあげてください。そしてできるなら、できるだけ周りの人を頼ってください。
近しい人のトイレのケアをする人は、どうか、まずご自分を十分いたわってあげてください。そしてできるなら、できるだけ周りの人を頼ってください。
※記載した内容は、専門家ではなく、個人のそれぞれの経験による意見なので、実践に関してはご自身のご責任でお願いします。または専門家の判断を優先してください。(2026.08.05)
コメント
コメントを投稿